サラダ油は何故サラダ油と言うのか

料理に欠かせない油。
今はいろんな種類の油が発売されており、一見変わり種かと思える油も使ってみると意外と普通だったりします。

ゴマを絞って抽出した油をごま油、亜麻仁を絞った油をアマニ油と言いますよね。

その中でもスタンダードな油である“サラダ油”ですが、何を絞って作られた油で、何故“サラダ油”と呼ばれているのでしょうか。

ゴマ油はゴマから。サラダ油はサラダから…?

何を原材料にしているかによって名称を変更しているのであれば、
当然このサラダ油は“サラダ”から作られているということになります。

原料名が油の前に付いていると仮定して考えると、
まず“サラダ”とはいったい何なのかを知る必要がある気がします。

salad(サラダ)とは?

私たちが“サラダ”と聞くと一般的に思いつくのは『野菜サラダ』ですよね。

しかしよく考えてみると野菜を使った料理、ということは分かるのですが
“サラダ”という言葉が一体どういう意味を持っているのかを説明することは難しいです。

サラダ(英語: Salad [ˈsæləd]、フランス語: Salade [salad]、ポルトガル語: Salada [sɐˈladɐ])とは、野菜などに塩、酢、油、香辛料などの調味料をふりかけるか、和えて盛りつけた料理の総称。

生のままの野菜や、ポテト、ブロッコリー、豆類などの煮たものを冷ましてから盛り合わせ、マヨネーズ、ドレッシング、塩等をかけて食べるものが一般的だが、野菜以外の材料を多く含む卵サラダ、ツナサラダ、ハムサラダ、マカロニサラダなどもサラダと称される。素材の選び方によってはビタミンC・食物繊維などを多く含む。

とあるように形は決まっていません。
ブロッコリーに塩をかけても“サラダ”になるのです。

サラダのどれかを絞るのか?

シーザーサラダ、オニオンサラダ、たまごサラダ、マカロニサラダ…
サラダにも色んな種類がありますが普通に考えてサラダのどれかを絞るなんてことあり得ませんよね。

じゃあどういった油を“サラダ油”と呼び、なぜ“サラダ油”という名前になったのでしょうか。

野菜に調味料を掛ければ“サラダ”

ここで言う調味料とはつまり『ドレッシング』の事です。

先程の引用の中に

野菜などに塩、酢、、香辛料などの調味料

と書いてありましたよね。
ドレッシングも主に上に書いてある塩、酢、、香辛料などの調味料から作られています。

この原材料の中に“油”ありますね。
このサラダに使う油のことをサラダ油と言うようです。

と、いうことは?

サラダ油のサラダとは?

野菜などに塩、酢、油、香辛料などの調味料をかけたもの。
じゃあその油は?

サラダ油。じゃあそのサラダってどういう意味

野菜などに塩、酢、油、香辛料などの調味料をかけたもの。
じゃあその油は?

…以下無限ループ

ということが起こってしまうのでサラダに使われる油は何でできているのかを調べてみました。

サラダに使われる油がサラダ油

サラダに使われるからサラダ油。
ということになるとサラダに何の油を使うのかということになります。

オリーブオイルとかをドレッシングにしてサラダに掛ける事が多いですよね。
ってか掛けようと思えばどの油でもかけれるのでは…。

そう思いましたがしっかりとサラダ油の定義がありました。

どうでもいいけどもうそろそろサラダがゲシュタルト崩壊する。

しっかり規格があるサラダ油

日本では日本農林規格(JAS)によって規格が定められています。
つまりJASの基準を満たした原材料を使い
なおかつJAS認定工場で製造されたものでなければ“サラダ油”と名乗ってはいけない事になっています。

0℃の温度で5.5時間白濁も凝固もしないことが条件となっています。
これはアメリカの米国油化学会(AOCS)でも同様の基準が定められています。

日本農林規格とは

農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律に基づく
農・林・水・畜産物およびその加工品の品質を保証する規格です。

英語名が Japanese Agricultural Standard で有るため一般的にJAS(ジャス)と称され、この規格をJAS規格と呼びます。

この規格に適合した商品にはJASマークという規格証票を付した出荷や販売が認められています。

サラダ油の条件

サラダ油を名乗るにはJAS規格に当てはまっていないといけないということが分かりました。

では、その規格内でサラダ油はどう定義されているのでしょうか。

状態の条件

先程も書きましたが “0℃の温度で5.5時間白濁も凝固もしないこと” が大きな条件の一つになっています。

何故こういった条件が出されているのかと言うと、
精製油にはロウ分とロウ分と結合し、形を作ってしまう(固まってしまう)油が含まれているため、これらをきちんと取り除いていない質の悪い油を排除するためです。

普通に精製した油を出荷すると凝固してしまいますが、凝固の原因になる成分を取り除いた油は凝固しにくくなっています。

つまり、サラダ油を名乗るには面倒な工程を経て、質のいい油にしないとだめだと言うことです。

原材料の条件

  • 油菜(なたね等)
  • 綿実
  • 大豆
  • ごま
  • サフラワー(紅花)
  • ひまわり
  • とうもろこし
  • 米(米糠)
  • 落花生

以上がサラダ油の原材料として認められています。

しかし、2種類以上の植物油を混合して作られたサラダ油は調合サラダ油と呼ばれます。
なので、オリーブオイルや椿油のサラダ油は存在しません。

しかし、これらの油を調合サラダ油の原材料として、規格の範囲内で混合することは認められています。

サラダ油の条件まとめ

0℃の温度で5.5時間白濁も凝固もしないこと

油菜、綿実、大豆、ごま、サフラワー(紅花))、ひまわり、とうもろこし、米(米糠)及び落花生を原材料とすること

2種類以上を混合していないこと

ついでに見よう、キャノーラ油とサラダ油は何が違う?

サラダ油として使われているキャノーラ油ですが、この油はキャノーラというカナダ産の菜種から作られています。

サラダ油の中のキャノーラ油という種類というわけです。

しかし、菜種油とキャノーラ油は別物です。

この2つはどちらも菜種から作られていますが、中身は全くの別物です。

この2つの違いを知っておくと、サラダ油を買う時に見る部分が変わってくるかも知れません。

原料が違う

菜種油もキャノーラ油もどちらの油もアブラナ科の植物を原料にしています。
しかし、菜種油は日本の在来品種のアブラナを原料にしていますが、
キャノーラ油は遺伝子組換えがされたGMO作物を原料にしています。

原材料の縛りはあるけど、遺伝子組み換えの縛りは無いんですね。
ちょっと私には理解しかねるね。

製法も違う

菜種油は日本の伝統的な製法で、摩擦熱も、必要以上の圧力もかけずにゆっくり絞る玉絞めしぼりという製法で作られています。

しかしキャノーラ油はn-ヘキサン(ノルマルヘキサン)というガソリンに多く含まれる石油系の溶剤を使用して精製されています。
これにキャノーラを浸し、効率的、かつ大量に絞っています。

何がすごいかってこのn-ヘキサン、劇薬です。
劇薬指定はされていませんが

  • 引火性が高い。
  • 蒸発して空気との混合気体は爆発性がある。
  • 吸入するとめまい、嗜眠、感覚鈍麻、頭痛、吐き気、脱力感、意識喪失が起こる。
  • 皮膚につくと皮膚の乾燥、発赤、痛みが起こる。
  • 食べてしまうと腹痛になる。

という特徴を持っています。
どうみても口に入れてはいけませんよね…。

しかし、食品衛生法では残留しない限り、食品に対する使用を認めています。

サラダ油の厳しい規格(キリッ)とは一体何なのか…。

今回わかったこと。

元々サラダ油のサラダとは一体何なのかを調べ始めたのですが、
その過程でキャノーラ油という種類の油にぶち当たってしまいました。

これはなかなか興味のあるものなので後日もう少し調べ上げて記事にしますが、サラダ油のサラダとは一体何なのかよりも興味をそそる内容であるような気がします。

サラダ油買う時は菜種油を買おう。


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